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2012年1月23日月曜日

2012年度入試結果

みつめる21より


●人気校の応募者の推移

 

 先の震災の影響は大きく、ほとんどの私立小学校・国立小学校で応募者を大き

く減らすことになりました。


 しかし、それ以前に少子化や経済情勢などがあり、徐々に私立小学

校へ行かせたいと思う家庭は減少傾向にありました。


 人気難関校のこの5年間の応募者の推移をご紹介します。


(学校名)(2008)(2009)(2010)(2011)(2012)の応募者数


慶應幼稚舎 24682403210419441649


早稲田実業 14761527130912341081


青山学院   457 462 576 570 423


学習院    736 918 792 614 652


桐朋学園   753 629 600 580 506


立教     520 658 565 513 428


日本女子大   424 491 406 316 251


 このように見るとどの学校も5年前と比べると大きく応募者数を減

らしています。問題はこの数をどう見るかだと思います。


ちなみに、上記7校の昨年の倍率を算出してみましょう。

慶應11.5倍 早稲田8.6倍 青山4.8倍 学習院8.2

桐朋学園7.0倍 立教3.6倍 日本女子大4.2


この倍率を見て、慶應幼稚舎を入りやすい学校だと思う人は誰もいない

はずです。中学受験の難関である開成中学の昨年の倍率は3.9倍、桜蔭

中学は2.1倍でした。どの小学校の倍率を見てもまだまだ楽に入れるとは

いえない状況です。


●中堅校は震災の影響を大きく受ける


 一方、第一志望者に比べて併願校として受験する層が多い学校は大き

な打撃を受けたところもあります。


 昨年に比べて応募者が半減近いというところもありますが、それ以上

に苦労したのが、合格者(補欠を含む)をどれだけ出すかというところで

す。第一志望者ばかりではありませんから、合格しても辞退する人の数

を計算に入れて合格を出さなければならないのですが、この数を読みち

がってしまい、追加募集をかけざるを得なかった学校も少なくありませ

んでした。



●AO入試、推薦入試は成功か


 昨年の小学校入試ではAO入試、推薦入試の導入もひとつの動きとし

てありました。結果についての分析はまだ不十分ですが、推薦導入の結

果一般入試の応募者が激減した学校もあります。第一志望者がある程度

見込める学校には、合格後の手続き者が読みやすいという利点はありま

すが、導入が成功かどうかは震災の影響も大きく、1年の結果だけでは

判断できません。今後2・3年の動向を見ないとなんともいえませんが

志望校が推薦入試を実施している、もしくはする場合、積極的に活用す

るべきでしょう。


2013年度の入試予想


 これらを踏まえると、今年の入試は次のような予想ができます。


・いわゆるお受験ブームは終了しつつある。ただし、15年前の水準に戻

ったと認識するのが妥当で、人気校はあいかわらず難関であり続ける。


・その一方で、中堅校は受験者確保、第一志望者の取り込みのためにい

ろいろな手を打ってくるはず。先の推薦入試もそうだし、複数日程の入

試の実施などがあると思われる。より魅力のある学校へと新たな特色を

打ち出す学校も出てくるだろう。


・受験する側からすると、第一目標校はともかく、併願校の受験は以前

より入りやすくなるだろう。学校側もよりよい教育を標榜すると見られ

る。名前で判断するのではなく、実際に学校を見て、我が子を預けるに

足る理想の学校探しを積極的にするべきだろう。

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